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感動の場-点

まちの広報誌『広報くっちゃん』では、小川原脩作品の紹介ページ「感動の場 - 点」を連載しています。
森の入口の白い樹

森の入口の白い樹

2021年2月
『森の入口の白い樹』 1978年 小川原 脩 画
 
 先月に続き、「森の入口の白い樹」を紹介します。今回の作品では、白い樹とキタキツネたちが登場し、こちらをのぞき込むように大きく描かれたキツネの顔が印象に残ります。実は、この「森の入口の白い樹」シリーズは現在分かっている先月に続き、「森の入口の白い樹」を紹介します。今回の作品では、白い樹とキタキツネたちが登場し、こちらをのぞき込むように大きく描かれたキツネの顔が印象に残ります。実は、この「森の入口の白い樹」シリーズは現在分かっているだけでも1978年から翌年にかけて13点が制作されています。こういった同じテーマや題材に基づいて作品を作るスタイルは連作と呼ばれ、モネの「睡蓮」が有名です。よく似ているけれど、やっぱり違う…という連作のなかの一点が1978年の新聞記事に載っています。同年に東京・銀座で開いた個展で、この新しいシリーズを発表した時のものです。「以前はシャープとかクールとか評されたが、近ごろは優しく温かくなったと…。理由が見当たらないんだが、年をとったせいかもしれないな」と本人の談。小川原の画業をたどると、翌79年の中国旅行がアジアへの傾倒、深い精神性をたたえた穏やかな空間表現への大きな転換点として捉えられることが多いのですが、平らかで安らいだ精神性は、倶知安の自然に生きる動物たちに触れ、すでに小川原の中に醸成されつつあったのではないでしょうか。だけでも1978年から翌年にかけて13点が制作されています。こういった同じテーマや題材に基づいて作品を作るスタイルは連作と呼ばれ、モネの「睡蓮」が有名です。
 よく似ているけれど、やっぱり違う…という連作のなかの一点が1978年の新聞記事に載っています。同年に東京・銀座で開いた個展で、この新しいシリーズを発表した時のものです。「以前はシャープとかクールとか評されたが、近ごろは優しく温かくなったと…。理由が見当たらないんだが、年をとったせいかもしれないな」と本人の談。小川原の画業をたどると、翌79年の中国旅行がアジアへの傾倒、深い精神性をたたえた穏やかな空間表現への大きな転換点として捉えられることが多いのですが、平らかで安らいだ精神性は、倶知安の自然に生きる動物たちに触れ、すでに小川原の中に醸成されつつあったのではないでしょうか。