森林計画制度が変わります。

現行は3つの対応に機能区分されていましたが、今後(平成24年4月~)は5つの対応の機能に区分された森林作りが進められます。

森林・林業再生プランを推進するため、平成23年4月に森林法が改正され、森林計画制度見直しのなかで市町村森林整備計画が森林のマスタープランと位置付けられ、倶知安町においても新たなゾーニング(森林機能区分)の見直しを検討中です。
現行3機能区分
  ・水土保全林:災害に強く良質な水質減の安定供給を確保する森林
  ・森林と人との共生林:道民の生活環境を守る森林や、自然環境を維持する森林
  ・資源の循環利用林:優良な木材を安定的に供給し、成長が旺盛な森林
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新たな5機能区分
 ○共通ゾーニング
  ・山地災害防止林:人家等への被害の発生の恐れがあり、災害防止を図る森林
  ・生活環境保全林:騒音や、風害等の気象害を防止する森林
  ・木材等生産林:木材の生育に適し、効率的な施行を推進する森林
  ・水源涵養林:ダム集水区域や主要河川上流等で水源を守る森林
  ・保険・文化機能等維持林:貴重な野生動植物が生息するなど、自然環境や
               優れた景観を構成している森林
 
 上乗せゾーニング(共通ゾーニングの一部の中で設定)
 ○水質源保全ゾーン
  水道取水施設の上流域の内、特に水質源の保全上重要なエリア
 ○生物多様性ゾーン
  特に生物多様性の保全が求められる水辺林や、保護地域における森林

 ※上乗せゾーニングとは、特に重要なエリア(条例等における水質減保全地域や生物
  多様性の保全が求められる水辺林や保護地域)のことです。