新函館北斗~札幌間は2030年度開業
北海道新幹線「新函館(仮称)~札幌間」の工事実施計画が、平成24年6月29日付けで国土交通省により許可されました。この決定によって、全国の新幹線は鹿児島県から北海道まで結ばれることになり、倶知安町に「新幹線駅」ができることになります。
北海道と本州の交流は、大部分を航空機に依存しており、悪天候、特に冬期には降雪の影響を受け、不便を強いられてきた地理的環境があります。
したがって、定時制と安全性の高い北海道新幹線の札幌延伸は、積雪量が多い倶知安町にとっては、交流人口の増大、交通利便性の向上、年間を通じた観光振興等に大きな期待をしております。
また、倶知安町は羊蹄山麓地域全体の玄関口ともなり、駅を拠点とした、より広域的な地域振興等の経済波及効果も期待しております。
完成は令和17年度(2035年)の予定を5年前倒しし、令和12年度(2030年度)を目指すことと決定しており、長い期間を要します。今後は新幹線駅の開業効果を最大限に発揮できるようなまちづくり、また、さらなる早期完成について、要望活動を継続して進めていきたいと考えております。
北海道と本州の交流は、大部分を航空機に依存しており、悪天候、特に冬期には降雪の影響を受け、不便を強いられてきた地理的環境があります。
したがって、定時制と安全性の高い北海道新幹線の札幌延伸は、積雪量が多い倶知安町にとっては、交流人口の増大、交通利便性の向上、年間を通じた観光振興等に大きな期待をしております。
また、倶知安町は羊蹄山麓地域全体の玄関口ともなり、駅を拠点とした、より広域的な地域振興等の経済波及効果も期待しております。
完成は令和17年度(2035年)の予定を5年前倒しし、令和12年度(2030年度)を目指すことと決定しており、長い期間を要します。今後は新幹線駅の開業効果を最大限に発揮できるようなまちづくり、また、さらなる早期完成について、要望活動を継続して進めていきたいと考えております。
北海道新幹線「新函館北斗~札幌間」の概要
線路延長
約212km
駅
新函館北斗(開業済み)、新八雲(仮称)、長万部、
倶知安、新小樽(仮称)、札幌
主な構造物
渡島トンネル 32,675m
野田追トンネル 8,170m
立岩トンネル 16,980m
内浦トンネル 15,560m
昆布トンネル 10,410m
羊蹄トンネル 9,750m
二ツ森トンネル 12,630m
後志トンネル 17,950m
手稲トンネル 18,750m
遊楽部川橋梁 245m
尻別川橋梁 340m
南倶登山川橋梁 210m
約212km
駅
新函館北斗(開業済み)、新八雲(仮称)、長万部、
倶知安、新小樽(仮称)、札幌
主な構造物
渡島トンネル 32,675m
野田追トンネル 8,170m
立岩トンネル 16,980m
内浦トンネル 15,560m
昆布トンネル 10,410m
羊蹄トンネル 9,750m
二ツ森トンネル 12,630m
後志トンネル 17,950m
手稲トンネル 18,750m
遊楽部川橋梁 245m
尻別川橋梁 340m
南倶登山川橋梁 210m
その他に認可された新幹線
北海道新幹線の他に2区間、北陸新幹線「金沢・敦賀間」、九州新幹線・長崎ルート「諌早・長崎」間も認可されています。
今回の認可対象区間の概要についてはこちらをご覧ください。(国土交通省報道発表資料へのリンク)
これまでの新幹線関連年表
年 | 出来事 |
昭和45年5月 | 全国新幹線鉄道整備法の制定 |
昭和48年11月 | 北海道新幹線の整備計画が決定 区間:青森市~札幌市 主な経由地:函館市付近、小樽市付近 |
昭和63年3月 | 青函トンネル開業(延長54キロメートル) |
平成10年2月 | 北海道新幹線「新青森~札幌間」の駅・ルートの公表 ルート:北回り 駅: 木古内、新函館(仮称)、新八雲(仮称)、長万部、倶知安、新小樽(仮称)、札幌 |
平成10年10月 | 環境影響評価の着手 |
平成14年1月 | 環境影響評価書を国土交通大臣及び北海道知事へ送付 工事実施計画の認可要請 |
平成17年4月 | 北海道新幹線(新青森・新函館間)認可(平成27年度完成予定) |
平成20年12月 | 北海道新幹線(札幌・長万部間)について、平成21年末までに着工を目指すことで、政府・与党が合意 |
平成21年12月 | 「整備新幹線の整備に関する基本方針」と「当面の整備新幹線の整備方針」が決定 着工に当たっての基本的5条件 1.安定的な財源の見通し確保 2.収支採算性 3.投資効果 4.営業主体としてのJRの同意 5.並行在来線の経営分離についての沿線自治体の同意 |
平成22年12月 | 東北新幹線(八戸・新青森間)開業 |
平成23年3月 | 九州新幹線(博多・新八代間)開業 |
平成23年12月 | 北海道新幹線札幌延伸の着工方針が決定 |
平成24年6月 | 北海道新幹線の着工認可が決定! |
平成24年8月 | 北海道新幹線 新函館(仮称)~札幌間 起工式 |
平成26年4月 | 北海道新幹線用車両「H5系」 |
平成26年6月 | 北海道新幹線 新青森・新函館(仮称)間の駅名がJR北海道から発表 駅名:新函館北斗、木古内、奥津軽いまべつ |
平成26年10月 | 北海道新幹線用車両「H5系」第一編成陸揚げ(新幹線が北海道に初上陸) |
平成26年11月 | 北海道新幹線 新青森~新函館北斗間レール締結 |
平成26年12月 | 北海道新幹線 新函館北斗~奥津軽いまべつ間 試験走行開始 |
平成27年1月 | 整備新幹線の取扱いについて(政府・与党申し合わせ) 北海道新幹線(新函館北斗・札幌間):完成・開業時期を平成47年度から5年前倒しし、平成42年度末の完成・開業を目指す |
平成27年9月 | 北海道新幹線 新青森~新函館北斗間開業についてJR北海道から発表 開業日 平成28年3月26日(土) 運行本数 13往復 編成 10両編成 |
平成28年7月 | 平成28年7月22日付で事業主体である鉄道・運輸機構から倶知安駅の高架化について認可された旨公表 |
現在と新幹線開業後の各駅までの想定時間
倶知安駅からの区間 | 現在 (JRのみ利用) |
現在 (航空機とJRを利用) |
新幹線 (時速260km/h想定、青函トンネル内は140km/h) |
新幹線 (時速260km/h想定青函トンネル内も同速度) |
~ 札 幌 | 約2時間 | - | 25分 | 25分 |
~ 新函館北斗 | 約3時間 | - | 48分 | 48分 |
~ 仙 台 | - | 約6時間半 | 3時間2分 | 2時間44分 |
~ 東 京 | - | 約6時間 | 4時間36分 | 4時間18分 |
※現在の所要時間はYahoo!ロコを利用。
※新幹線開業後(260km/h)の想定時間は、国土交通省から引用。
※新幹線開業後(260km/h)の想定時間は、国土交通省から引用。