戸籍の電算(コンピュータ)化

倶知安町では、平成23年11月12日から戸籍の電算化処理をし、戸籍をコンピュータで管理しています。
それまで使用していた紙の戸籍は「改製原戸籍(平成改製原戸籍)」となり、改製日(平成23年11月12日)から他の除籍戸籍と同様に保存されます。

コンピュータ化後の戸籍には、結婚・死亡などで既に除かれている方(名欄に×印が記載されていた方)や離婚・離縁等により身分関係が既に解消されていた事項は記載されていません。
このような事項の証明が必要な方は「改製原戸籍(平成改製原戸籍)」(手数料1通750円)を請求してください。

証明書の主な変更点

  従来の戸籍 コンピュータ化後の戸籍
名称 戸籍謄本 戸籍全部事項証明
  戸籍抄本 戸籍個人事項証明
様式 B4 二つ折り A4
書式 文章縦書き 項目別横書き
用紙 白紙 コピー改ざん防止用紙
公印 朱肉押印 黒色(電子印)

戸籍の文字

これまでの紙の戸籍では、草書や行書のくずし文字や書き癖などにより一つの文字でもたくさんの字体が
ありました。コンピュータ化後の戸籍では、氏名に使う文字は、「常用漢字」「人名用漢字」など法で定められた文字に置き換えられます。
置き換えられる文字の例

置き換えられる文字の例

(紙の戸籍の文字)

(コンピュータ化後の文字)
この取扱は戸籍の表記上の取扱であって、これによって苗字や名前の変更がされるものではありませんので、印鑑登録印の変更などは不要です。

本籍表示中の「の」が削除されます。

戸籍の本籍欄の地番表示に枝番がある場合「○○番地の×」→「○○番地×」とコンピュータ化後の戸籍では「の」が削除されます。
なお、これにより本籍自体が変更されるものではありませんので各種登記変更や届出などの手続きをする必要はありません。
 

戸籍の附票も電算化されました。

戸籍の附票は戸籍に記載されている方の住所を記録したものです。
戸籍とともに戸籍の附票もコンピュータ化され、今までの紙の附票は「改製附票」として改製日(平成23年11月12日)から5年間保管されます。