常設展・特別展

開館20周年記念特別展「小川原脩の世界」

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 1999年11月に開館した小川原脩記念美術館は、倶知安出身の郷土の画家・小川原脩の作品を核とする美術館として、およそ700点に及ぶ小川原コレクションにより、モチーフや時代など様々な角度から、その変化に富んだ70年にわたる画業を紹介しています。
 小川原脩の作品は北海道立近代美術館をはじめとする各地の美術館、道庁、北海道大学、近隣町村、地元の学校など、道内の公的な機関にも数多く所蔵されています。一方で、そうした作品がまとめて紹介される機会は、30年来ありませんでした。今回、当館が開館20周年を迎えるにあたり、当館以外の所蔵作品を中心とした特別展を開催し、普段は当館で触れることの出来ない作品、さらには一般には公開されていない作品も含め、小川原脩の新たな魅力をご紹介します。
 シュルレアリスム芸術運動に身を投じた1940年代初頭の作品から、戦後動物をモチーフに展開される「個」と「群れ」を主題とした作品を軸として、各時代の代表的作品が一堂に会しました。激動の時代とともに広がりをもって変容する小川原脩の作品世界を、この機会にご堪能ください。

会期:8月10日(土)~11月10日(日)
会場:第1展示室

小川原脩展 私の中の原風景


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 小川原脩は1911年、倶知安の東・八幡で生まれ、2002年に91歳で生涯を終えるまで、その人生の大半を郷里での創作に費やしました。14歳で油絵の具と出会い、19歳で東京美術学校西洋画科へ進学し本格的に画業を開始、以来70数年にわたり絵描きとしての道を歩んできました。
 当館が所蔵する小川原作品はすべての年代を網羅し、その数はおよそ700点におよびます。美校時代の秀作、前衛的な戦前の作品、自らの境遇を託した動物たちの姿、そして自然と人間が交歓するアジアの大地など、それぞれの時代に画家が向き合った作品の根底には、「包み込む空間」と小川原が語る幼少期の原風景が存在します。コレクションを支える代表作の数々を通じて、小川原脩の原風景を探ります。

会期:4月20日(土)~8月4日(日)
会場:第1展示室