一年をとおして見られる鳥(留鳥)

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キツツキ科

和  名:エゾコゲラ
学  名Dendorocopos kizuki ijimae
生息環境:平地~山地の森林
大 き さ :15cm
解  説:日本産キツツキ類で最小の種です。トドマツ林やカラマツ林でもよく見られ、警戒心もあまり強くありません。
似た種類:コアカゲラ

和  名:エゾアカゲラ
学  名:Dendorocopos major japonicus
生息環境:平地~山地の森林
大 き さ :24cm
解  説:腹部はオスメスともに白色で、オスだけ赤い頭部を持ちます。昆虫のほか、木の実や樹液も食べます。
キツツキが木に穴を開けることで、ほかの生き物の住みかになったり、木が土にかえりやすくなったりします。キツツキの仲間は森のサイクルの中でも、特に大事な役割を果たしているのです。
似た種類:オオアカゲラ

和  名:オオアカゲラ
学  名Dendorocopos leucotos subcirris
生息環境:平地~山地の森林
大 き さ :28cm
解  説:アカゲラと同じくオスの頭部は赤いですが、腹部に黒い筋状の模様が入ることなどで見分けます。
似た種類:アカゲラ

和  名:ヤマゲラ
学  名Picus canus jessoensis
生息環境:平地~低山地の森林
大 き さ :30cm
解  説:背面から翼にかけて黄緑色をした美しいキツツキの仲間です。オスの頭部は赤くなります。

和  名:クマゲラ
学  名Dryocopus martius martius
生息環境:平野部~山地の大木のある広い森林
大 き さ :46cm
解  説:日本産キツツキ類で最大の種です。全身が黒く、黄色いくちばしと目が目立ちます。また、よく鳴きます。主にムネアカオオアリなどのアリを食べますが、ほかの昆虫の幼虫や木の種子なども食べます。 
似た種類:カラスの仲間

ヒヨドリ科

和  名:ヒヨドリ
学  名Hypsipetes amaurotis amaurotis
生息環境:平地~山地の森林や市街地
大 き さ :27cm
解  説:解説:身近によく見られる鳥で、赤茶色の耳羽が目立ちます。花の蜜や果物など、甘いものを好みます。

ウグイス科

和  名:キクイタダキ
学  名Regulus regulus japonensis
生息環境:平地~山地の針葉樹林や針広混交林
大 き さ :10cm
解  説:解説:漢字で書くと「菊戴」。頭の上に、よく目立つ黄色い羽が生えていることから名付けられました。

シジュウカラ科

和  名:コガラ
学  名Parus motanus restrictus
生息環境:平地~低地の針葉樹林や針広混交林
大 き さ :12.5cm
解  説:オスとメスが協力しあって巣作りをします。 
似た種類:ハシブトガラ

和  名:シジュウカラ
学  名Parus major minor
生息環境:平地~山地の森林
大 き さ :14.5cm
解  説:首の後ろが黄色く、喉から尾にかけてネクタイのような黒い帯が通っているのが特徴的です。 
似た種類:ハシブトガラ

和  名:ヒガラ
学  名Parus ater insularis
生息環境:平地~山地の広葉樹林や針広混交林
大 き さ :10.5cm
解  説:解説:頭にトサカ状の羽(冠羽)が生えています。
似た種類:ハシブトガラ、コガラ

和  名:ヤマガラ
学  名Parus varius varius
生息環境:平地~低地の広葉樹林
大 き さ :14cm
解  説:背中と腹の下側がオレンジ色をしており、よく目立ちます。

和  名:ゴジュウカラ
学  名Sitta europaea asiatica
生息環境:平地~山地の森林
大 き さ :14cm
解  説:背面が灰色、腹側が白色で、目を黒い線が通っています。木登りがうまく、木に逆さまに止まることができます。

キバシリ科

和  名:キバシリ
学  名Certhia familiaris daurica
生息環境:平地~山地の広葉樹林や針広混交林
大 き さ :14cm
解  説:くちばしが細長く、下に曲がっていて、樹皮に隠れているエサを取りやすくなっています。
似た種類:コゲラ

エナガ科

和  名:シマエナガ
学  名Aegithalos caudatus japonicus
生息環境:平地~山地の森林
大 き さ :14cm
解  説:エナガの北海道亜種で、白く丸い体つきと長い尾を持っています。木々の間を器用に飛びながら、枝先の花や虫をついばみます。

ムクドリ科

和  名:ムクドリ
学  名Sturnus cineraceus 
生息環境:農耕地、市街地など
大 き さ :24cm
解  説:くちばしと足が鮮やかなオレンジ色をしています。大きな群れをよく作ります。

ハタオリドリ科

和  名:スズメ
学  名Passer motanus saturatus
生息環境:農耕地、市街地など
大 き さ :14cm
解  説:昔話にもよく出てくる、だれもが知っている身近な鳥です。人家の周辺に暮らしています。顔まわりと、耳羽が黒いのがニュウナイスズメとの見分けるポイントです。
似た種類:ニュウナイスズメ

カラス科

和  名:ミヤマカケス
学  名Garrulus glandarius brandtii
生息環境:低地~山地の森林など
大 き さ :33cm
解  説:頭から胸にかけて赤茶色、羽の一部に青く目立つ羽が生えているのが特徴です。秋になるとミズナラのドングリを貯めておく習性があるため、種子を遠くに運ぶ役割も果たしています。

和  名:ハシブトガラス
学  名Corvus macrorhynchos japonensis
生息環境:平地~山地のさまざまな場所
大 き さ :57cm
解  説:くちばしから頭にかけて急に盛り上がり、額が出るのが特徴です。繁殖時期には、ほかの鳥を襲うこともあります。
似た種類:ハシボソガラス

和  名:ハシボソガラス
学  名Corvus corone orientalis
生息環境:平地~低山地の農耕地、市街地など
大 き さ :50cm
解  説:くちばしから頭にかけてのラインはなだらかで、額は出ていません。 
似た種類:ハシブトガラス