キツネとエキノコックス

キツネ対策について

 キツネは、北海道全域に生息しており、町内(市街地)でも目撃情報が近年非常に多くなっています。
 キツネは、「鳥獣保護法」により野生動物として保護の対象となっており、原則駆除はできないため、キツネを寄せ付けない対策の実施が非常に重要になります。

 対策
 ・エサとなる生ごみ、犬や猫のエサを放置しないようにする。
 ・キツネを見かけたら大きな音を立てて追い払う。
 ・木酢液などキツネが嫌がるものをまいてみる。
 ・物置などの戸締りをしっかり行い、キツネが敷地に侵入しないように柵やネットなどで防護する。


 かわいいからといってキツネに餌付けをしたり、手で触ったりすることは絶対にやめてください!

エキノコックス対策について

 エキノコックス症とは、キツネの糞や体毛に付着したエキノコックスと呼ばれる寄生虫の卵が人の口から体内に入って感染する病気です。腸で幼虫となり、主に肝臓に寄生して肝障害を起こし、放っておくとだんだん悪化し、命にかかわることもある恐ろしい病気です。
 
 対策
 ・キツネの体や糞に絶対に触れないようにする。
 ・外から帰ったら、必ず手洗いをする。
 ・野山の山菜などを口にする場合はよく洗うか十分に加熱してから食べる。


 町では町内のNPO法人と協働して、平成19年度から毎年定期的に、キツネの生息域とみられる地域で虫下し剤入りのベイト(エサ)を散布し、感染したキツネを減らす対策を続けています。

エキノコックス症検診について

 町では小学3年生以上になったら、5年に1回の定期検診をお勧めしています。血液検査でエキノコックス症の感染の有無を調べることができますので、検査を受けましょう。

 エキノコックス症検診については、福祉医療課保健指導係にお問い合わせください。
 電話番号:0136-22-1144