倶知安訪問団 サンモリッツ訪問

サンモリッツの学校を訪問し、子どもたちと記念撮影

サンモリッツの学校を訪問し、子どもたちと記念撮影

 6月30日から7月9日の日程で、町長をはじめ19名の町民の方を含む23名の訪問団が、姉妹都市スイス・サンモリッツを訪問してきました。
 サンモリッツへの訪問は14年ぶりです。サンモリッツに滞在したのは、7月2日から5日の3泊4日。心あたたまる歓迎を受け、さまざまな交流を行ってきました。
 今回の訪問では、サンモリッツの他にチューリッヒやツェルマット、ベルンなどの都市も訪問しました。

サンモリッツ訪問1日目(7月2日)

 チューリッヒ空港からスイスに入国し、7月2日にはサンモリッツに入りました。倶知安からは直線距離にして8979km、時差は約8時間。遠く離れたサンモリッツにおいて、音楽隊やアルプホルンの演奏など、あたたかい歓迎を受けました。

サンモリッツ滞在2日目(7月3日)

 2日目は、サンモリッツの学校を訪問しました。日本の小・中学生が通っている学校で、子どもたちが歌で歓迎してくれました。学校の教育方針や学校運営について、学校長より説明を受けました。
 発電施設やセガンティーニ美術館なども見学しました。お昼にはサンモリッツ近郊にある山「ピッツ・ネイル」にロープウェイで登り、サンモリッツがあるエンガディン地方を眺望しました。

サンモリッツ訪問3,4日目(7月4日、5日)

 訪問3日目は、5月にサンモリッツの方が倶知安に来られたときに招待を受けていた2つの施設を訪問しました。
 一つ目は、スポーツセンター「Ovaverva」です。プールやトレーニングルーム、サウナなどがあり、サンモリッツにとって必要なインフラであると、アスプリオン市長が話していました。
 二つ目は、「FORUM PARACELSUS」です。サンモリッツの歴史ある水源地に1800年代半ばに建てられた施設を改修したものです。この施設のオープニングセレモニーに出席し、福島町長も祝辞を述べました。
 この日の夕方には、倶知安・サンモリッツ姉妹都市提携50周年を祝うパーティが催されました。アスプリオン市長からは、50周年の祝いの言葉をいただきました。
 パーティでは楽器の演奏に合わせて参加者がダンスを踊っていました。倶知安からは、じゃが音頭を披露し、サンモリッツの方も一緒に踊ってくれました。
 また、サンモリッツからの心のこもったおもてなしに応え、感謝の気持ちを込めて、参加者に豪雪うどんを振舞いました。
 サンモリッツ滞在4日目の朝に、サンモリッツを発ちました。ホテルを出発するときには、早朝にもかかわらず、アスプリオン市長自ら見送りに来てくださいました。

サンモリッツ以外の都市も訪問しました

 今回の訪問では、出入国時にチューリッヒに立ち寄り、サンモリッツを発った後にはダヴォスやツェルマット、ベルンといった都市も訪問しました。
 ダヴォスでは、3年に1回開催されるスイスの伝統民謡ヨーデルの全国大会である、第29回連邦ヨーデルフェストを見学しました。
 ツェルマットでは、登山電車に乗ってゴルナーグラート駅まで行き、マッターホルンを一望できる展望台で、大自然を満喫してきました。また、観光産業についてのセミナーに参加し、観光を通したまちづくりについて学びました。
 ベルンでは、中世ヨーロッパの雰囲気をそのまま残しているベルン旧市街を見学・散策しました。ベルン旧市街は、ユネスコの世界遺産にも登録されています。