町長室

 国内の他のスキーリゾートに先駆けて「スキーの町宣言」をした倶知安町は、「東洋のサンモリッツ」とも呼ばれるスキーの聖地です。

 極上の雪を求め多くの人たちが、ニセコ連山の主峰・ニセコアンヌプリの麓、「HIRAFU(ヒラフ)」と呼ばれる地域を訪れます。

 日本最古の史書『日本書紀』に、「HIRAFU」ならぬ「比羅夫」が登場します。659年、阿倍比羅夫(あべの・ひらふ)は水軍180隻を率いて蝦夷を討ち、「後方羊蹄(羊蹄山)」を行政庁として郡の役人を置いた-とされます。我が町に「比羅夫」という字名、JRの駅名がありますが、実は阿倍比羅夫の蝦夷遠征伝説に由来するものです。
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 倶知安には他にも、ラフティングやカヌー、ゴルフや登山などのアウトドアスポーツを楽しむ事ができ、清流尻別川や秀峰羊蹄山を望む景色は、四季折々の美しさを醸し出します。

 魅力満載の「くっちゃん」へ、ぜひお越しください。
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 Kutchan mayor Kazushi Monji

今月のメッセージ

“ 手を当てる” こと

 幼き日、寝しなに足首がぼんやりとした痛みを感じることがありました。その時、母がやさしく手を当ててくれたりさすってくれると、不思議と痛みが和らいだ記憶があります。
 これは、単なる「おまじない」に過ぎないと思っていましたが、大人になってから、それが手のひらから出る湿気と熱によって、温湿布のような効果で、血液の循環を良くしてくれることを知りました。昔の人は、そんな効能を知らずとも、どこか具合が悪いところに、まずは手を当てることで人が癒えることを知っていたのではないでしょうか。けがや病気を治すことを「手当て」というようになったのも、これが由来。
 まずは“手を当てる”、まちづくりにも必要な「おまじない」かもしれません。