倶知安町社会教育中期行政計画

倶知安町社会教育中期行政計画について

少子高齢化や高度情報化、グローバル化がより一層進み、多種多様な人や物事が広範囲に、高速で相互に影響し合う時代となり、先を見通すことがますます困難になってきています。その中で、人々の価値観は多様化し、個々人の自分らしさや自己実現を求める傾向が強くなってきています。このような時代を心豊かに生きていくために、生涯にわたって学び続けることのできる地域社会が求められており、それを実現するための社会教育への期待は一層高まっています。

本町におきましても、町民一人ひとりが、生きがいを持って楽しく過ごしていくために、生涯にわたって学び続けられるように環境整備を図り、個々の知的好奇心を刺激する多様な学習機会を組織的・計画的に提供することが必要です。さらには、豊かな人材や貴重な文化財、恵まれた自然とそれを生かした国際観光都市としての成長等々の条件の中で、生き生きと学び合い、豊かな人間性を育んでいくとともに、国際間、世代間交流を進め、伝統文化を継承しながら新しい文化の創造にも積極的に取り組み、「多文化共生のまちづくり」を更に進めてくことが大切です。

このことを実現するためには、町民と行政が連携・協働して取り組んでいくことが重要であるため、引き続き「信頼」、「情操」、「交流」、「希望」の4つをキーワードに据え、「ぬくもりのあるつながるまちづくり」を基本目標として『倶知安町社会教育中期行政計画』を策定いたしました。令和7年度からの5年間は、「第6次倶知安町総合計画」や「倶知安町教育大綱」を踏まえつつ、本計画に基づいて、関係各位、関係機関のご協力を賜りながら事業を進めてまいります。

国や道の動向及びこれまでの計画の成果と課題を踏まえながら、今後5年間の本町における社会教育の指針として、新たに「倶知安町社会教育中期行政計画(令和7年度~令和11年度)」を策定しました。