認知症について

認知症高齢者について

認知症は、誰もがかかる可能性がある身近な病気です。
当町では、500人程度の要介護認定者から150人程度(医師より認知症と診断された方の数)が認知症高齢者です。
早期発見と早期対策(適切な医療・支援等)で症状を軽減することも可能です。以下のような認知症状が見られたら早めに相談しましょう。

もの忘れと認知症の違い

もの忘れ   認知症
あり もの忘れの自覚 なし
一部を忘れる 体験の喪失 そのものを忘れる
支障はない 日常生活 支障をきたすことがある
作話はみられない 作話 しばしば作話が見られる
少しするかしないか もの忘れの進行 進行する
ほぼ認識できる 正しい認識 正しく認識できなくなる
認知症を発症しても、その人らしさや感情は保たれています。接し方次第でよくなることもあります。温かい接し方を心がけましょう。

認知症サポーターについて

認知症サポーターとは、認知症の人の「応援者」です。特別なことをするわけではなく、認知症の人や家族を温かい目で見守る人のことです。
講座は町内で随時、無料で開催しています。皆様の地域や団体(会社・学校等)でも認知症サポーター養成講座は開催可能です。少人数からでも要望に応じ対応できますので、養成講座を「是非受講したい」「職場の研修で実施したい」などの思いがあれば、是非企画してみませんか?お気軽にお問い合わせください。

オレンジカフェ(認知症カフェ)について

この集いの場は、近年増加している「認知症」について、認知症になっても何も出来ないのではなく、役割を持てたり、介護者の負担軽減、他の家族や地域との交流を図る目的で開催しています。
認知症について関心のある方・専門職の方、認知症と診断されたご本人も含め参加対象は決まっていない誰でも気軽に集まるカフェです。
誰かに話を聞いてほしい、息抜きがしたい、相談したいことなどを、お茶を飲みながら語り、認知症の実際について知り、考える場面もあります。
開催日時や場所等の詳細はお問い合わせください。

令和6年度の開催情報

開催情報は以下のチラシをご確認ください。

【昼カフェ(定期開催)】
【夜カフェ(不定期開催)

認知症ケアパス

認知症になっても自分らしく倶知安町で暮らせるように、認知症についての情報を知っておくことは大切です。認知症に関する知識や制度などの支援体制に関する情報を載せています。
ご本人、ご家族、町の皆さんに活用していただき、安心して暮らしていくための参考にしていただければと思います。

問い合わせ・連絡先

倶知安町地域包括支援センター
電話番号:0136-23-0500 
FAX :0136-21-2143