山岳救助訓練

 倶知安消防署では、平成27年6月9日(火)と7月28日(火)に山岳救助技術向上を目的としたロープレスキュー訓練を実施しました。
 この訓練は、入山者が増えるこの時期にあわせて、登山客が登山道から滑落したことを想定して実施しました。訓練場所は町内の山間部で、生い茂る枝葉・木々や地面の状態が悪いことなどが活動の障害となり、災害現場同様の厳しい環境下での訓練となりました。
 
<!--$alt-->

 7月28日(火)にホテルようていの裏の斜面にて登山客が滑落したという想定でロープレスキューの訓練を行いました。
 写真は現場付近に到着した倶知安救助隊が救助に必要な資器材を準備しているところです。
<!--$alt-->

 登山客が滑落した現場に到着した救助隊は周りの状況に合わせて必要な救助資器材を準備します。
<!--$alt-->

 滑落した要救助者のところに救助隊員が向かうため、救助者を降ろす準備をします。
<!--$alt-->

 準備が出来たら要救助者を助けるのに必要な資器材を携行し救助隊員が2~3名程度滑落した場所まで降下します。
<!--$alt-->

 要救助者の下へ救助隊員が着くと、要救助者の状態を観察・応急処置を実施し、担架に乗せて引揚げる準備をします。
<!--$alt-->

 要救助者を引揚げる準備ができると、救助隊員は要救助者と共に上で活動する隊員と協力し、崖の上へと登っていきます。
<!--$alt-->

 崖の上では他の救助隊員が要救助者の乗った担架に結んだロープを引き、崖の下の救助隊員と連携を計りながら要救助者を救出します。