これからの展覧会

常設展

小川原脩展「私の中の原風景」

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 小川原脩は1911年、倶知安の東・八幡で生まれ、2002年に91歳で生涯を終えるまで、その人生の大半を郷里での創作に費やしました。14歳で油絵の具と出会い、19歳で東京美術学校西洋画科へ進学し本格的に画業を開始、以来70数年にわたり絵描きとしての道を歩んできました。
 当館が所蔵する小川原作品はすべての年代を網羅し、その数はおよそ700点におよびます。美校時代の秀作、前衛的な戦前の作品、自らの境遇を託した動物たちの姿、そして自然と人間が交歓するアジアの大地など、それぞれの時代に画家が向き合った作品の根底には、「包み込む空間」と小川原が語る幼少期の原風景が存在します。コレクションを支える代表作の数々を通じて、小川原脩の原風景を探ります。

会期:4月20日(土)~8月4日(日)

企画展

小川原脩セレクション「花と烏ー1940's」

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 小川原脩は1935年に東京美術学校(現・東京藝術大学)卒業した後も東京に留まり、アカデミックな美術への疑問と苦悩の末、シュルレアリスム(超現実主義)絵画の旗手・福沢一郎と出会います。前衛的な絵画に取り組む画家たちとの交流を経て「エコール・ド・東京」などへの参加、そして「美術文化協会」の結成に加わります。
 一方、戦時体制が強まる中で自由な創作活動は制限され、多くの作家が戦争協力を求められる時代でもありました。小川原もまた出征や従軍画家として戦地に赴き、戦争画を制作します。1945年、終戦直前の8月初旬、郷里・倶知安へと疎開し、そのまま東京の画壇から離れ独自の道を模索していきました。
 本格的にシュルレアリスム芸術運動に身を投じた1940年代初頭から、戦争へと傾斜する時代を背景とした創作の変容が現れる激動の時期にクローズアップします。

会期:4月20日(土)~7月7日(日)

平成31年度 展覧会スケジュール

第1展示室
小川原脩展「私の中の原風景」 4月20日(土)~8月4日(日)
開館20周年記念特別展「小川原脩の世界」 8月10日(土)~11月10日(日)
開館20周年記念くっちゃん美術展
「第61回麓彩会展+くっちゃんART2020」
11月16日(土)~2020年2月11日(火・祝)
開館20周年記念展「鼓動する日本画」 2020年2月16日(日)~4月12日(日)

第2展示室
小川原脩セレクション「花と烏ー1940's」 4月20日(土)~7月7日(日)
しりべしミュージアムロード共同展 
「晴れ、ときどき曇り、ところにより雪」
7月13日(土)~9月23日(月・祝)
小川原脩セレクション「原始の美ー1960's」 9月28日(土)~2020年1月13日(月・祝)
小川原脩展「私が選ぶ小川原脩」 2020年1月18(土)~4月12日(日)