農作業事故防止について

 農作業事故を減らしていくには、農業者一人ひとりの安全に関する意識・知識を高めていくことが一つの方法として挙げられます。
 農作業事故防止のために、まずは身のまわりの安全確認をするといった“出来ることからやってみる”という姿をもつことが大切です。
 また、地域で組織されている集落組織や生産組合などの小集団の単位で、危険な作業を見かけたらお互いに意し合ったり、農機の扱いに不慣れな人がいたら助けるといった地域での活動も、有効な手段の一つとして挙げられます。

農作業事故に関するQ&A

Q.死亡事故が多い農業機械は何か?

A.乗用トラクターが死亡事故の47%を占めています。内訳を見ると、機械の転落・転倒が約7割となっているため、急な傾斜になっていないかなど、作業環境を確認することを怠らず、シートベルト着用等を心掛ける必要があります。

Q.農作業事故が多発する時期はいつ頃か?
A.死亡、負傷事故ともに春の播種期と秋の収穫期に多発しています。そのため、この時期の作業はより一層の注意が必要となります。

Q.町における農作業事故防止に関する啓発活動は行われているのか?
A.春と秋の事故多発時期に、倶知安町農業機械協会と共に防災無線及び巡回により啓発しています。

参照:農林水産省 『防ごう!農作業事故 地域活動マニュアル』
    :北海道農作業安全運動推進本部 『農作業事故報告書』
 

農作業安全に関する相談窓口

農作業安全に関するお問い合わせ・ご相談は、倶知安町役場農林課農業振興係又は、以下の相談窓口もご利用下さい。

倶知安町農業経営改善支援センター(事務局:JAようてい倶知安支所)
電話番号:0136-22-1137
FAX  :0136-23-3925