ニセコひらふ地区のエリアマネジメント
◇お知らせ
◇ エリアマネジメントとは
「地域における良好な環境や地域の価値を維持・向上させるための、住民・事業主・地権者等による主体的な取り組み」とされています。
「良好な環境や地域の価値の維持・向上」には、快適で魅力に富む環境の創出や美しい街並みの形成、資産価値の保全・増進等に加えて、人をひきつけるブランド力の形成や安全・安心な地域づくり、良好なコミュニティの形成、地域の伝統・文化の継承等、ソフトな領域のものも含まれ、個人的活動や従来の行政サービスによっては得られにくい、地域による地域全体の公益的な価値を創造する取り組みと言えます。
その活動の要素は多様であり、取り組みの段階にあわせて様々な活動を組み合わせて重層的に展開されていきます。
【国土交通省「エリアマネジメント推進マニュアル」より】
「良好な環境や地域の価値の維持・向上」には、快適で魅力に富む環境の創出や美しい街並みの形成、資産価値の保全・増進等に加えて、人をひきつけるブランド力の形成や安全・安心な地域づくり、良好なコミュニティの形成、地域の伝統・文化の継承等、ソフトな領域のものも含まれ、個人的活動や従来の行政サービスによっては得られにくい、地域による地域全体の公益的な価値を創造する取り組みと言えます。
その活動の要素は多様であり、取り組みの段階にあわせて様々な活動を組み合わせて重層的に展開されていきます。
【国土交通省「エリアマネジメント推進マニュアル」より】
◇ニセコひらふ地区のエリアマネジメントについて
ニセコひらふ地区におけるこれまでの取組について
ニセコひらふ地区は、不在不動産所有者等の増加に伴い、建物所有者の80%が非居住となり、残り20%の居住町民のうち、15%の町内会員が地区コミュニティの費用負担やボランティア活動を行っていました。
しかし、町民のみならず、旅行者に対して快適で質の高い環境の提供を維持することが困難な状況となり、地域住民等が主体的に運営するエリアマネジメントの仕組みにより、現在及び将来において地区全体の価値を高め、世界に誇れる魅力あふれる国際観光地づくりに寄与することを目的として、平成26年10月に「倶知安町ニセコひらふ地区エリアマネジメント条例」が制定されました。
本条例は、地区内の共通課題の解決を目的に、その費用を行政のみが負担するのではなく、特定エリアの不動産所有者や事業者から受益者分担金制度によって徴収し、事業も地域が決めていくように定められました。しかし、受益者分担金制度や、平成30年に新たに創設された地域再生エリアマネジメント負担金制度は、ニセコひらふ地区での活用は難しいと整理し、さらに新たな財源として柔軟に対応できる法定外目的税の検討を始めたことなどから、本条例による法人認定、計画認定、活動費用の交付は行われていませんでした。
一方、平成29年9月には、条例の認定法人として活動することを前提として、一般社団法人ニセコひらふエリアマネジメントが発足し、現在に至るまで事業者からの協賛金や観光協会からの委託により、地区内の清掃活動や公共空間のマネジメント等の事業を行っています。
ニセコひらふ地区の特性を踏まえた上で、官民が連携して円滑で持続的なエリアマネジメント活動を推進していくため、令和5年3月、法定外目的税である宿泊税を財源として、町がエリアマネジメント活動の費用を交付金として交付できるよう条例を改正しました。
しかし、町民のみならず、旅行者に対して快適で質の高い環境の提供を維持することが困難な状況となり、地域住民等が主体的に運営するエリアマネジメントの仕組みにより、現在及び将来において地区全体の価値を高め、世界に誇れる魅力あふれる国際観光地づくりに寄与することを目的として、平成26年10月に「倶知安町ニセコひらふ地区エリアマネジメント条例」が制定されました。
本条例は、地区内の共通課題の解決を目的に、その費用を行政のみが負担するのではなく、特定エリアの不動産所有者や事業者から受益者分担金制度によって徴収し、事業も地域が決めていくように定められました。しかし、受益者分担金制度や、平成30年に新たに創設された地域再生エリアマネジメント負担金制度は、ニセコひらふ地区での活用は難しいと整理し、さらに新たな財源として柔軟に対応できる法定外目的税の検討を始めたことなどから、本条例による法人認定、計画認定、活動費用の交付は行われていませんでした。
一方、平成29年9月には、条例の認定法人として活動することを前提として、一般社団法人ニセコひらふエリアマネジメントが発足し、現在に至るまで事業者からの協賛金や観光協会からの委託により、地区内の清掃活動や公共空間のマネジメント等の事業を行っています。
ニセコひらふ地区の特性を踏まえた上で、官民が連携して円滑で持続的なエリアマネジメント活動を推進していくため、令和5年3月、法定外目的税である宿泊税を財源として、町がエリアマネジメント活動の費用を交付金として交付できるよう条例を改正しました。
年 | 主な動き |
1989年 | ひらふスキー場地域活性化計画 |
1998年 | ひらふ高原地区活性化第二次計画 |
2001年 | ひらふ高原地区整備構想 |
2006年 | 花園地域環境基本計画 |
2008年 | 準都市計画区域の指定・景観地区 |
2011年~ | CID/BID検討会 |
2014年 | ニセコひらふ地区エリアマネジメント条例施行 |
2014年 | ひらふ高原地域活性化事業計画及び観光中核施設基本計画策定業務 |
2014年 | 観光投資を呼び込む国際リゾート地形成推進検討調査 |
2015年 | これからのエリアマネジメントに関する調査研究業務 |
2016年 | ニセコひらふ地区のエリアマネジメントに関する推進支援業務 ニセコひらふ地区の望ましい空間のあり方に関する検討業務 |
2017年 | 一般社団法人ニセコひらふエリアマネジメント設立 |
2020年 | 倶知安町観光地マスタープラン・倶知安町観光振興計画 |
2023年 | ニセコひらふ地区エリアマネジメント条例改正 |
- 倶知安町ニセコひらふ地区エリアマネジメント条例 (PDF形式:105KB)
◇ エリアマネジメントの考え方
ニセコひらふ地区のエリアマネジメントの考え方
ニセコひらふ地区が目指すべき姿に向けて、町や住民、民間事業者、観光推進組織などが
連携し、それぞれが必要な取り組みを進めていくことが求められます。
連携し、それぞれが必要な取り組みを進めていくことが求められます。
地域懇談会を開催しました
平成28年6月1日(水)、地域の住民を対象とした地域懇談会を開催しました。
今まで検討されてきた考え方についてや、ニセコひらふ地区のエリアマネジメントに関する
パネルディスカッションを行いました。
今まで検討されてきた考え方についてや、ニセコひらふ地区のエリアマネジメントに関する
パネルディスカッションを行いました。
調査研究・推進支援
平成27年度 委託事業 「これからのエリアマネジメントに関する調査研究」
平成28年度 委託事業 「ニセコひらふ地区のエリアマネジメントに関する推進支援業務」
についての報告は、下記に公開します。
平成28年度 委託事業 「ニセコひらふ地区のエリアマネジメントに関する推進支援業務」
についての報告は、下記に公開します。
- これからのエリアマネジメントに関する調査研究報告書(概要版) (PDF形式:800KB)
- ニセコひらふ地区のエリアマネジメントに関する推進支援業務報告書 (PDF形式:2MB)
◇ 一般社団法人 ニセコひらふエリアマネジメントの設立
2017年9月25日、エリアマネジメント活動及び倶知安町行政や各観光事業者との
連携を通して、地区全体の価値を高め、世界に誇れる魅力あふれる国際観光地づくりに
寄与することを目的に、「一般社団法人 ニセコひらふエリアマネジメント」が
設立されました!
地域が一体となって課題解決、何度でも訪れたいまちづくりを推進していきます。
連携を通して、地区全体の価値を高め、世界に誇れる魅力あふれる国際観光地づくりに
寄与することを目的に、「一般社団法人 ニセコひらふエリアマネジメント」が
設立されました!
地域が一体となって課題解決、何度でも訪れたいまちづくりを推進していきます。