小川原脩記念美術館 Shu Ogawara Museum of Art




感動の場一点

2010年7月






『群れ・鳩』1996年代 小川原脩 画


 「馬・犬・大白鳥」小川原脩の定番動物である。初めて登場する動物は23歳のときに描いた「ふくろう」と思われる。
 美校卒業後シュールレアリスム絵画への道を歩み始めた小川原が比較的多く描いた動物は「牛」で、徐々に烏、馬、犬が画題に追加されてゆく。1980年代にインド、ラダックを旅した後には、自在にしかも悠々と飛び交う鳥たちが描かれる。
 あるとき「この辺りに鳩の群れはいないだろうか?」…「見たことがないですね、札幌駅の広場にはたくさんいますよ」…そのような会話があっただいぶ後になって、小川原は「札幌駅の広場で見てきたよ、鳩はいいね」と…
 そのときイーゼルに立てかけてあった作品がこれである。


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