倶知安風土館





− 11月(100回目)の展示 −


100回目の展示植物
コキンバイ バラ科
ヒメヤシャブシ カバノキ科
キランソウ シソ科
シバナ シバナ科
オオシマザクラ バラ科
カラフトダイコンソウ バラ科



−植物を好きになってください−

 倶知安風土館が開館して以来、桑原義晴先生が昭和の初期から採集し標本化した 植物と植物詳細図、そして図解、解説をひと月に一回6種類ずつ替えてきました。 今回で100回目を迎えました。季節によって重複した植物標本はありましたが、単純に計算してみますと、 実に600種類ほどの標本を展示したことになります。それでも、 桑原先生が残してくださった植物標本のほんの一部にすぎません。
 桑原先生は「植物の名前を覚えること大切ですが、その植物がどのような環境で、 どのように生きているのかを観察してください。 そして、植物を好きになってください」と常々云っておりました。 100回の展示替えを行ってきました藤田豊さんは、桑原先生の研究姿勢を守りながら、 植物標本の分類・整理を行い北海道内、本州各地で生育環境ごとの植物写真を撮り、 より具体的な資料作りを続けております。 この基本的な作業がなかったら桑原コレクションの100回の展示替えは不可能でした。 これを機に次回からはスタイルを変えた桑原コレクションの展示を企画しようと考えております。
「…この地球上で、人間は生命の尊厳さを十分にわきまえつつも、 生きるために、無数の動植物の生命を犠牲にしています。 生命の尊重は我々の基本的な理念であり、生態系の中では、 あらゆる生物との共存共栄を図ることが万物の霊長として当然の責務であると考えられます」 (桑原義晴「北海道の野草の自然点描」より)


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